【10月16日 AFP】サッカーUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2024-25)は15日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ4では連覇を狙う欧州王者スペインが3-0でセルビアに快勝し、準々決勝進出を決めた。

 スペインはグループステージ4試合を終えて10ポイントを獲得し、ドイツに続いて8強入りを果たした。

 この日は欧州選手権(UEFA Euro 2024)でチームの優勝に貢献したラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)とニコ・ウィリアムス(Nico Williams)の両WGが不在だったが、アイメリク・ラポルテ(Aymeric Laporte)のヘディングゴールで開始早々に先制すると、後半開始直後のPKを外していたアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)が65分に追加点。最後はアレックス・バエナ(Alex Baena)の直接FKも決まり、ホームで完勝を飾った。

 セルビアはDFストラヒニャ・パブロビッチ(Strahinja Pavlovic)が退場となり、10人で試合を終えた。

 同組ではデンマークが2-2でスイスと引き分け、2位に浮上している。

 リーグAのグループ1では、首位ポルトガルが0-0でスコットランドと引き分け、初めて勝ち点を落とした。ポルトガルの39歳クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)も不発に終わり、試合終了後には審判に怒りをあらわにしながらピッチを後にした。

 同組ではクロアチアが3-3でポーランドと引き分け、ポルトガルに次ぐ2位につけている。(c)AFP