鄭と王が武漢OP4強入り、準決勝で中国勢対決へ
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【10月12日 AFP】女子テニス、武漢オープン(Wuhan Open 2024)は11日、シングルス準々決勝が行われ、地元中国勢の鄭欽文(Zheng Qinwen)と王欣瑜(Wang Xinyu、ワン・シンユ)がともに勝利を収め、準決勝で激突することになった。
大会第5シードの鄭は、第3シードのジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)を6-2、3-6、6-3で撃破し、前週の中国オープン(China Open 2024)に続いて2週連続のベスト4入りを果たした。
一方、WTA 1000でキャリア初の8強入りを果たした王は、ロシア出身のエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova)と2時間50分に及ぶ激闘の末に4-6、7-5、7-6(8-6)で勝ち上がった。
中国の女子選手2人が同じWTA 1000大会でベスト4入りを果たすのは、これが史上初となる。
パリ五輪女子シングルスの金メダリストである22歳の鄭は、「中国には素晴らしい選手がいるということ。私たちの基礎レベルは以前より高くなっているから、それは良いことだ」とコメント。23歳の王については「普通の対戦相手として」試合をするよう心掛けるとしつつ、「同胞と対戦するのは決して簡単ではない。特別な重圧がある。私たちは基本的に同じジュニア大会で育ってきた」と語った。
パリ五輪で混合ダブルスの銀メダルに輝いた王は、これが母国大会で初めての準決勝となり、「中国で初めて準決勝に進めて、本当にうれしい。自分にとっては、いつも以上に特別な気持ち。ホームの観客の前でプレーすることは本当に楽しい」と喜びを口にした。(c)AFP/Reem ABULLEIL