中国「SHEIN」、広東省広州市で供給網センターを着工
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【10月11日 Xinhua News】中国広東省広州市増城区でこのほど、中国のアパレル系越境電子商取引(EC)大手、広州希音国際進出口が運営する「SHEIN(シーイン)」のベイエリアサプライチェーン(供給網)プロジェクト第1期が着工した。同プロジェクトの投資総額は100億元(1元=約21円)以上に上り、グリーン(環境配慮型)でスマート、自動化された一体的なサプライチェーンによるグローバル配送センターを建設し、シーインのグローバルな事業展開を支える中核施設を目指す。プロジェクトは3期に分けて建設され、フル稼働後の輸出額は年間1千億元以上、人材誘致の規模はピーク時で約10万人を見込む。
同プロジェクトはシーインが粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)におけるサプライチェーン構築への投資を続け、川上・川下の業界と就業者の発展をけん引する上で中核的なプロジェクトでもある。倉庫保管や商品の準備、仕分け、出荷、決済などの機能を一体化した現代的サプライチェーンセンターを建設する予定で、第1期の投資額は36億9千万元、建築面積は80万平方メートルを超え、倉庫保管や出荷、決済などの注文履行業務を行う施設を建設する。(c)Xinhua News/AFPBB News