【10月11日 AFP】2026年サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)のアジア最終予選は10日、各地で試合が行われ、グループCのオーストラリアは3‐1の逆転で中国を下し、トニー・ポポビッチ(Tony Popovic)新監督の初陣を白星で飾った。

 開始20分で先行を許したオーストラリアだったが、ルイス・ミラー(Lewis Miller)、クレイグ・グッドウィン(Craig Goodwin)、そして代表デビューとなったニシャン・ベルピレイ(Nishan Velupillay)にゴールが生まれた。

 サウジアラビアを下した日本が勝ち点9でC組首位に立つ中、オーストラリアはこの日インドネシアと2‐2で引き分けたバーレーンを抜き、勝ち点4で2位に浮上している。

 グループBでは、韓国が孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)を欠きながらも敵地でヨルダンを2-0と下し、無敗を維持した。

 所属するイングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の試合で負傷した孫がチームに帯同しなかった韓国だが、その不在の影響を感じさせることなく、李宰誠(Lee Jae-sung、イ・ジェソン)とオ・ヒュンギュ(Oh Hyeon-gyu)がゴールを奪った。

 パレスチナを1-0で下したイラクと勝ち点7で並んだ韓国は、得失点差で首位を守っている。

 一方、グループAでは首位に立つウズベキスタンが2位イランと0-0で引き分け、順位を守った。また第18回アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)を制したカタールはキルギスを3-1で退け、今予選初勝利を飾っている。(c)AFP