アルカラスが上海マスターズ敗退 ナダル引退ニュースの影響は否定
発信地:上海/中国
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【10月11日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(2024 Shanghai Rolex Masters)は10日、シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-7(5-7)、5-7で第30シードのトマス・マハッチ(Tomas Machac、チェコ)に敗れた。
世界ランキング2位のアルカラスは、試合前に自身のアイドルである同胞のラファエル・ナダル(Rafael Nadal)が11月に行われる国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2024)を最後に現役を引退すると表明したことについて、「正直なところ、信じれらなかった」と明かしつつ、このニュースがプレーに影響することはなかったと強調した。
「幸い試合の1時間前に記事を見たので、それを受け入れて忘れることができた」というが、ナダルが「彼が愛するテニスから去ることは心が痛む」とし、「誰にとってもつらいニュースだ」とも付け加えた。
マハッチは準決勝で、第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で、けがに見舞われている第5シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)に6-1、6-4のストレート勝ちを収めた。
シナーはナダルを「素晴らしい人物」だとたたえ、同選手が自分を含めた若手選手に良い影響を与えてくれたとして、「テニス界だけでなく、誰にとってもきついニュースだ」とコメントした。(c)AFP/Rebecca BAILEY