25歳の中国警察官 お年寄りを救助した際に突然心筋梗塞 幸運にも生還
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【10月12日 CGTN Japanese】中国東部の浙江省寧波市で出張中の2人の警察官が道ばたにお年寄りが倒れているのを発見し、速やかに救助を始めましたが、警察官の1人が突然倒れ、救急車に乗せられて速やかに病院に運ばれ、一命を取り留めました。
寧波市管轄下の余姚市警察局で法医を務めている朱叡さんと同僚の葉李傑さんは9月26日、出張先で偶然、道ばたにお年寄りが倒れているのを発見し、急いで車を止めて確認に向かいました。当時、折よく寧波市第二病院内分泌科の郭維英医師も通りかかり、急いでお年寄りを診察して救急車の到着を待っていました。
道には車が行き交っていたため、お年寄りが二次被害に遭わないよう朱さんと葉さんが手分けして現場の交通整理をしながら、救急車が来るのを待っていたとき、朱さんが車の流れの中に救急車を見つけました。朱さんは100メートルダッシュのようなスピードで救急車に駆け寄り、車を止めさせました。
救急車がお年寄りのそばまで来ると、医療関係者がガードレールを越えるために担架を持ち上げ、朱さんは先ほどダッシュした際の動悸(どうき)も治まらないのに、担架を持ち上げるのを手伝いました。このとき、誰も朱さんの背中が汗びっしょりで、顔色も徐々に紫に変わってきていることに気づかず、その場の人々が反応するよりも早く、朱さんは数歩よろめくと、そのまま地面に倒れました。
郭医師の記憶では、お年寄りの様子を診ていた時、突然誰かが「若者がまずい」と叫びました。郭医師は朱さんの顔にチアノーゼが出ているのを見て、急いで担架に乗せて心肺蘇生を行い、朱さんとお年寄りは救急車に運ばれました。
病院に運ばれ、医師が診断したところ、朱さんは心筋梗塞ですぐに手術が必要でした。治療の結果、朱さんは命の危機を脱して、現在は順調に退院しているほか、道ばたで救助したお年寄りも病状が安定し、近々一般病棟に移る予定だということです。
郭医師は、「もしすぐに発見し、治療しなかったら、朱さんは救えなかったかもしれない。朱さんは25歳と若く、体も痩せている方だから、心筋梗塞なんて思いもしなかった」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News