アルカラス8強、ジョコは旧知の19歳と準々決勝で対戦 上海マスターズ
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【10月10日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(2024 Shanghai Rolex Masters)は9日、シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)はガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)を6‐4、7‐5で下してマッチ12連勝を飾り、準々決勝進出を決めた。
前回対戦した8月のシンシナティ・オープン(Cincinnati Open 2024)でモンフィスに敗れたことが「頭の中にあった」と明かしたアルカラスは、「冷静さを保ててよかった」と振り返った。
次戦はトマス・マハッチ(Tomas Machac、チェコ)との対戦が決定。マハッチは世界ランク13位のトミー・ポール(Tommy Paul、米国)を3‐6、6‐4、6‐3で破った。マハッチについてアルカラスは「彼のテニスはとても素晴らしい。そしてかなり速いから、その部分に集中しなければ」とコメントしている。
一方、マハッチの同胞で19歳のヤクブ・メンシク(Jakub Mensik)は、第9シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を6‐3、3‐6、6‐4で下し、世界6位のアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)撃破に続いて再び世界トップ10からの勝利を挙げた。
メンシクは準々決勝で第4シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する。ジョコビッチはロマン・サフィウリン(Roman Safiullin)を6‐3、6‐2のわずか1時間13分で退けた。
コート外でメンシク一家と「素晴らしい関係」を築いているというジョコビッチは、練習試合をしたこともあるメンシクについて「世界のトッププレーヤーの一人になれる可能性を持っていたし、今まさにその勢いをつけている。体も強くなった。だから楽しみだ」と述べ、「厳しい挑戦」になると笑みを浮かべた。
この日最後の一戦では、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が4‐6、5‐7でダビド・ゴファン(David Goffin、ベルギー)に敗れ、大会から姿を消している。(c)AFP