【10月9日 Xinhua News】中国四大刺繡(ししゅう)の一つである蘇州刺繡は、国家級無形文化遺産に指定されている。代表的継承者、盧建英(ろ・けんえい)さんは、江蘇省蘇州市姑蘇区に「観繡園」という伝習所を開設し、蘇州刺繡文化の鑑賞、体験、普及の場となるよう力を注いでいる。

 優れた蘇州刺繡作品は、完成までに数カ月、時には数年を要する。幼少期より祖母と母から蘇州刺繡を学んだ盧さんは、芸術に情熱を傾け創作活動に打ち込んでいる。現在、娘に技術を伝授し、伝習所を通じて多くの人々に蘇州刺繡に触れる機会を提供し、無形文化遺産を広めたいと考えている。(c)Xinhua News/AFPBB News