【10月7日 CNS】「ラオスと中国の雲南省はどちらもコーヒーの名産地です。今回、雲南に来て中国のコーヒー企業と交流できるのがとても嬉しいです」と、ラオスのコーヒー企業の社員であるベベさんが、10月1日に中国とラオスの国境にある雲南省(Yunnan)シーサンパンナ(Xishuangbanna)・タイ族自治州の磨憨鎮で開催された「磨憨コーヒーフェス」で話していた。

 雲南省は中国の主要なコーヒー生産地で、115万ムー(約7.67万ヘクタール)の栽培面積を誇る。一方、ラオスもコーヒーが重要な輸出農産物で、39万ムー(約2.6万ヘクタール)にわたって栽培されている。今回のフェスには、中国とラオスから26社のコーヒー企業が参加し、そのうち12社がラオスからの企業だ。コーヒーを通じて、両国の文化交流と産業協力を深めることが目的だ。

 ベベさんは幼い頃から中国文化に興味があり、独学で中国語を学んできた。今回のイベントでは、その中国語が役立ったという。「ラオス産のインスタントコーヒーを持ってきたところ、中国の観光客にとても好評でした。この機会を通じて、ラオスのコーヒーが中国市場にもっと広がってほしいです」と話していた。

 フェスでは、中国とラオスのそれぞれのコーヒーを味わえるだけでなく、民族舞踊やバンド演奏、コーヒーのラテアート競技なども楽しめた。磨憨鎮はラオスに隣接しているため、両国の多くの人びとが参加していた。

 2022年4月、雲南省政府は昆明市に磨憨鎮の運営を委託し、共同で国際的な港町を建設する計画を進めている。この2年間で、タレント向けのアパートや住民市場、駅の行政サービスセンターなどのプロジェクトが進み、今年末までに固定資産投資が60億元を超える見込みだ。

 フェスの責任者である鄭洵氏は、「このイベントを通じて中国とラオスの民間交流を深めるとともに、観光客に磨憨の発展を紹介し、この地域の活気ある姿を体験してもらいたい」と述べた。

 磨憨コーヒーフェスは10月3日まで続き、中国とラオスの経済協力を進める「南向開放、磨憨の新航路」の一環として開催されている。このイベントでは、商業ストリートのオープンや投資交渉、バスケットボール大会、音楽フェス、市場イベントなども予定されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News