【10月7日 AFP】24MLBは6日、ナ・リーグの地区シリーズ(NLDS、5回戦制)第2戦が行われ、サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)が10-2でロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)を下し、戦績を1勝1敗のタイに戻した。

 パドレス先発のダルビッシュ有(Yu Darvish)は、大谷翔平(Shohei Ohtani)を3打数無安打と完璧に抑えきるなど、7回を投げて3安打1失点でドジャースの誇る打線を完全に封じ込んだ。

 一方で打線はドジャース投手陣を圧倒。初回にフェルナンド・タティス・ジュニア(Fernando Tatis Jr.)がドジャースの先発右腕ジャック・フラハティ(Jack Flaherty)から一発を放って試合を方向づけると、2回にはデビッド・ペラルタ(David Peralta)の2点本塁打が飛び出した。

 ジャクソン・メリル(Jackson Merrill)は6回に適時打を放つと、8回には2点本塁打。その後、ザンダー・ボガーツ(Xander Bogaerts)とカイル・ヒガシオカ(Kyle Higashioka)のソロ、さらにタティス・ジュニアのツーランも生まれた。

 7回裏にはドジャースのファンが外野にごみを投げ込み、警備員が入って試合が数分間中断するなど緊張が高まる場面もあった。

 パドレスは8日と9日にホームで第3戦と第4戦を控えており、この日の白星で勝ち抜けに向けて優位に立っている。(c)AFP