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【10月05日 KOREA WAVE】韓国で来年、小中高校で初めて導入されるAIデジタル教科書(AIDT)の検定審査結果が出版各社に通知された。教育省は11月に最終結果を確定させる予定で、審査の公平性を強調している。

審査は科学創造財団と教育課程評価院が担当し、合否は電子メールで送付された。英語は大部分が合格したが、数学と情報では不合格が相次いだ。

数学は小学3~4年向けの11社中2社のみが合格し、中学向けは10社中3社、高校向けは8社中4社が合格した。情報については中学13社・高校10社のうち、中高とも各2社しか合格しなかった。

特に注目を集めたのは、教科書市場でシェアの高くない会社が小学校の数学で合格を勝ち取った点だ。関係者の間では「異変」との反応が広がっている。

教育省は11月29日に最終結果を官報で公表する。業界では数学と情報での大量不合格について不満が噴出しているが、教育省は問題ないとしている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News