【10月3日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領とカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領は2日、ハリケーン「へリーン(Helene)」で壊滅的な被害を受けた南東部の被災地域をそれぞれ視察した。ハリケーンによる死者は、被災6州で少なくとも162人確認されている。

 バイデン氏は、サウスカロライナ州とノースカロライナ州での救助および復旧活動についての説明を受けた。またヘリコプターで被災地上空から被害状況を確認した。

 一方、ジョージア州の災害対策本部を視察したハリス氏は、救急隊員らの対応を称賛。がれきが散乱する中で被災住民らと面会した。

 ホワイトハウスによると、バイデン氏は3日も被害状況を視察する予定で、フロリダ州とジョージア州に入る。

 ノースカロライナ州とジョージア州は、大統領選の結果を左右する可能性のある激戦7州のうちの2州。(c)Danny Kemp, with Aurelia End in Augusta, Georgia