【10月3日 AFP】イスラエル軍は3日、レバノンの首都ベイルートに新たな空爆を行った。イスラエルはこの前日、レバノン南部での掃討作戦で兵士8人が死亡したことを明らかにしている。

 ヒズボラに近い情報筋はAFPに対し、ベイルートではヒズボラの救護施設がイスラエル軍の攻撃を受け、少なくとも6人が死亡したと語った。

 レバノン国営通信社NNAは、3日明け方までに計17回の空爆があったと伝えている。AFP記者も夜間に複数の爆発音を聞き、一部の建物が揺れているのを目撃した。

 レバノン保健省は、過去24時間でイスラエルの攻撃により計46人が死亡、85人が負傷したとしている。

 1日夜にイランからの大規模ミサイル攻撃を受け、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は、イランに対しても「大きな間違い」を犯したと報復を警告している。(c)AFP