【10月2日 AFP】ゲーム大手の任天堂は2日、京都府宇治市の古い工場に同社初となる博物館「ニンテンドーミュージアム(Nintendo Museum)」をオープンした。原点である花札からビデオゲーム「スーパーマリオ(Super Mario)」シリーズまで、同社の長い歴史をたどることができる。

 任天堂は1889年に花札の製造を開始。その後、トランプなどの製造をへて1977年に初の家庭用ビデオゲーム機を発売した。

 ゲーム機「ファミリーコンピュータ(Family Computer)」の発売は1983年で、その2年後にゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ(Super Mario Bros.)」が発表されている。

 ニンテンドーミュージアムでは、インタラクティブな展示も多く、2人一緒に巨大なコントローラーを操作して「ドンキーコング(Donkey Kong)」などのビデオゲームをプレイできるコーナーもある。

 10月と11月分の入場券はすでに完売となっている。(c)AFP/Natsuko FUKUE