チョ・テヨン国家情報院長(c)news1
チョ・テヨン国家情報院長(c)news1

【10月01日 KOREA WAVE】韓国国家情報院は9月26日、北朝鮮が米大統領選挙後に7回目の核実験を実施する可能性について国会に報告した。

国会情報委員会与党幹事のイ・ソングォン議員(国民の力)は同日、情報委全体会議を終えた後、記者団に「(北朝鮮が)核プルトニウムとウランを(持って)7回目の核実験を実施する可能性を排除できない」と述べた。

イ・ソングォン議員によると、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は9月13日、ウラン濃縮施設を訪問している。濃縮施設の場所については、国情院が確定していないが、さまざまな状況を総合すると、寧辺(ヨンビョン)より降仙(カンソン)である可能性が高いという。

北朝鮮はプルトニウムと高濃縮ウランを保有し、うちプルトニウムは約70キロという。この量を兵器化した場合、少なくとも「2ケタ」の核爆弾を作ることができると国情院は分析している。

また、7回目の核実験について「米大統領選挙を控えた時期に実施される可能性は排除できない。米大統領選挙後になるのではないかという(国情院の)分析があった」という。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News