【10月1日 AFP】コロンビアで行われたサッカーU-20女子W杯(2024 FIFA U-20 Women's World Cup)の決勝で日本を破って優勝した北朝鮮代表が、母国に凱旋して盛大な歓迎を受けた。

 北朝鮮は9月22日に行われた決勝で、日本を1-0で破って優勝。2006年と2016年に続く大会制覇を果たし、強豪国のドイツと米国に並ぶ最多3回目の優勝を飾った。

 9月28日に帰国したチームは、平壌の空港で家族の出迎えを受けると、多くが歓喜に沸き、中には涙を流す選手もいた。主将のチェ・アンヨン(Chae Un Yong)は感極まった様子で「国の名誉を遺憾なく示せたことが本当にうれしい。これからもわが国の威厳を示していきたい」と語った。

 その後、選手たちは国旗の柄と花で装飾されたトラックに乗り込み、通りに集まった人々へ手を振りながら市内を回った。AFPは、トラックのまわりに集まって選手と握手をしたり、国旗を振ったりする人たちの映像を捉えた。(c)AFP