【9月30日 AFP】中国のバッテリー大手CATLの工場で29日、火災が発生した。CATLはテスラを含む電気自動車メーカーにバッテリーを供給しているが、操業への影響は「比較的小さい」とみていると同社は述べた。

火災が発生したのは福建省の沿岸都市、寧徳にある工場。CATLの広報担当者は、死傷者はおらず、「事故の原因は調査中だ」と述べた。

当局によると、緊急部隊が工場に派遣されて消火活動を行い、1万5000平方メートルの敷地内にいる人々を避難させた。

同工場で何が生産されていたかは明らかにされていないが、同社の広報担当者は「CATLの全体的な生産業務への影響は比較的小さい」と述べた。

CATLは2011年に設立。テスラに加えてメルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、トヨタ、ホンダ、現代自動車を含む自動車メーカー向けに、世界で販売される電気自動車用バッテリーの3分の1以上を生産している。⒞AFP