トランプ氏、チャーチルより上と豪語? 米大統領選こぼれ話
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【9月28日 AFP】米大統領選では、今週もさまざまなエピソードが誕生した。共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は英国史上の偉人よりも自分の方が上だとアピールする一方、民主党候補のカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領の夫の奇癖が明らかになり、副大統領候補の「トム・ウォルズ」も登場した。
■チャーチルよりも「多くの観衆」
トランプ氏は、自身は第2次世界大戦(World War II)時の英首相、ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)と同格、あるいはわずかに優れていると主張した。
23日のペンシルベニア州の集会で、チャーチルを「偉大な演説家」だと認める一方、自分も同列と見なされるべきだと示唆。
「私は彼(チャーチル)よりもはるかに多くの観衆を集めている」「だが、誰も偉大な演説家と呼んではくれない」と不満をこぼした。
■ファストフード好きの奇癖
ハリス氏の夫、ダグ・エムホフ(Doug Emhoff)氏はテキサス州のハンバーガーチェーン店を訪れた際、ファストフード店での自身の奇癖を明らかにした。
エムホフ氏のお気に入りの飲み物は、ダイエットコーラと普通のコカ・コーラ(Coca-Cola)を2対1でブレンドしたもの。エムホフ氏は「とにかくうまい」と語り、ストローを耳に挟んだ。
「これは私の奇癖で、カマラには心底嫌がられている」
■知ったかぶりで赤恥
トランプ氏の副大統領候補、J・D・バンス(JD Vance)上院議員は、民主党政権下で物価が上昇し続けていると非難しており、スーパーマーケットを訪れた際、12個入りの卵1ケースが今や約4ドル(約570円)もすると主張した。
だが残念なことに、バンス氏の後ろの値札には2.99ドル(430円)と書かれていた。
■似て非なり
フロリダ州パームビーチ(Palm Beach)郡の投票用紙に誤記があり、民主党の副大統領候補、ティム・ウォルズ(Tim Walz)ミネソタ州知事は一時、「トム・ウォルズ」になった。キーボードで隣同士に配置されている「o」と「i」を打ち間違えたものとみられる。
この誤記は、在外選挙人約250人に影響を及ぼしたが、投票用紙はその後、再発行された。(c)AFP