大坂なおみ、中国OP3回戦へ 第21シードに逆転勝ち
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【9月28日 AFP】テニス、中国オープン(China Open 2024)は27日、女子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は大会第21シードのユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)を3-6、6-4、6-2の逆転で破り、3回戦に進出した。
大坂は試合後、「完璧なプレーをしなくても、戦って勝てるところを見せたかったし、自分にそう言い聞かせたかった」と話した。
今大会から新たにコーチに就いたパトリック・ムラトグルー(Patrick Mouratoglou)氏については「彼は私の能力を非常に信頼してくれている。それが自分の自信に非常につながっている」「ものすごく厳しい人で、それが自分にも合っている」と語った。
出産を経て今季からツアーに復帰して以来、ツアー優勝はまだなく、世界ランクは現在73位につける大坂。次戦は世界60位のケイティ・ボリネッツ(Katie Volynets、米国)と対戦する。
その他では、1回戦で600日以上ぶりの勝利を収めていたワイルドカード(主催者推薦)の張帥(Zhang Shuai、中国)が、全米オープン(US Open Tennis Championships 2024)4強で第6シードのエマ・ナバーロ(Emma Navarro、米国)を6-4、6-2で破る番狂わせを演じた。
WTA 1000の大会では史上最も低い世界ランキング595位で本戦に出場している張は、3回戦でグリート・ミネン(Greet Minnen、ベルギー)と顔を合わせる。
全米オープン準優勝で第2シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)も6-1、7-6(7-4)でジアン・パリー(Diane Parry、フランス)を退けた。(c)AFP