【9月30日 CGTN Japanese】世界知的所有権機関(WIPO)は現地時間26日、2024年の世界イノベーション指数報告書を発表しました。世界130以上の経済体のランキングで、中国は昨年より上昇して11位にランクされ、依然として上位30位の中で唯一の中所得経済体となっています。

 報告書によりますと、スイス、スウェーデン、米国、シンガポール、英国が上位5位にランクインし、中国、トルコ、インド、ベトナム、フィリピンは10年間でイノベーションの発展が最も速い経済体になったとのことです。

 報告書はまた、ベンチャーキャピタル活動、研究開発資金など将来のイノベーション活動を評価する主要な指標が著しく弱まっていると指摘しました。その中でも2020~2022年のイノベーション投資ブームが逆転し、金利上昇を背景に2023年にはベンチャーキャピタルの融資が約40%下落しました。また研究開発への支出の伸びが低下し、国際特許出願数や科学出版物の数も減少しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News