アマゾン川、コロンビアで水位最大90%低下 干ばつ影響
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【9月27日 AFP】南米での干ばつが広い範囲で深刻な影響が出ている中、コロンビアを流れるアマゾン川(Amazon River)の水位が最大で90%低下していることが分かった。同国政府機関が26日、発表した。
アマゾン川は、ブラジル、ペルー、ボリビア、エクアドル、ベネズエラ、ガイアナ、フランス領ギアナ、スリナムを流れる川で、世界最大の流量を誇る。
コロンビアの国家災害リスク管理局(UNGRD)は「気候変動によって生じた干ばつのため、過去3か月で水位が80〜90%減少した」と発表した。
同局は、食料調達や交通手段としてアマゾン川に依存している先住民コミュニティーが、特に水不足の影響を受けているとした。(c)AFP