【9月26日 AFP】南米エクアドルの首都キトでは25日、周辺地域5か所で起きている山火事への対応に当局が追われた。

 山火事への対応で、消防・軍、救助当局から約2000人が現場に派遣され、消火および救助活動に当たった。

 これまでに少なくとも6人が負傷。約100家族が自宅からの避難を余儀なくされた。

 エクアドルからブラジルにかけ、南米の多くの国では過去数十年で最悪の干ばつに見舞われており、火災が広範囲に拡散している。

 当局は、首都の西方で24日に発生した山火事が放火によるものとの見方を示しており、翌25日には、燃料数リットルを所持していた容疑者の男(19)の身柄を拘束した。

 山火事の煙影響で市内の学校では授業が中止となり、政府機関はリモートで業務に当たった。(c)AFP