上海周辺低空域旅客輸送新航路で試験飛行 浦東~金山間わずか20分
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【9月29日 CGTN Japanese】新しい低空域旅客輸送航路「上海浦東~上海金山~浙江省海寧」の双方向路線がこのほど、正式開通に向けて試験飛行を実施しました。新路線は時間短縮の面で著しい優位性があり、金山から浦東の星野飛行基地まで、片道の飛行時間は20分未満で、暫定的な航空運賃は片道で1人最低1400元(約2万8600円)となっています。
23日の試験飛行では、同航路用のヘリコプターが午前7時48分に上海市金山区の水上空港に着陸し、間もなく再び離陸し、浙江省海寧市の旅客輸送センターに向かいました。この路線では、上海市浦東から金山まで、片道の飛行時間は20分未満でした。車を利用する場合、金山の水上空港から浦東国際空港までは渋滞がなくても1時間20分かかります。この航路を利用すると、浦東星野飛行基地から浦東国際空港までのシャトルバス移動の25分を加算しても、約半分の時間が節約できます。
運賃の面では、浦東から金山まで片道1人最低1400元(約2万8600円)で、1便をチャーターする場合は最低6000元(約12万2600円)かかります。1便当たり最大4人の客を乗せることができ、1人当たり20インチ、重量制限15キロの荷物を1個持参することができるということです。今後、より多くの低空域飛行路線の開通に伴い、運賃はさらに下がる見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News