【9月28日 CGTN Japanese】中国南東沿海部の福建省アモイ実験小学校の2年生の女子学童、わずか7歳の鍾丹檸さんは13日、アモイの世界記録公式指定挑戦場所で、「最少時間で『4×5華容道』諸葛羽扇配置」を解くことのWRCA世界記録に挑戦し、初挑戦で0.979秒の世界記録を更新し、同種目の世界記録保持者となりました。

 華容道は中国に源を発する古い知育ゲームで、プレーヤーは曹操、関羽、張飛、趙雲などを含む各駒を移動することで、曹操を苦境から脱出させます。駒をまたぐことを許さず、曹操を華容道から最少のステップで移動させることを競います。華容道の「諸葛羽扇配置」は特定のゲームセッティングで、その目標は駒を動かすことで曹操を初期の位置から碁盤の一番下の中央出口に移動させ、脱出させることです。

 鍾ちゃんは小さい頃から人ができないと思っていることに挑戦するのが好きです。普段はチェロやストリートダンスを練習しており、趣味でさまざまな知育おもちゃをいじっています。5歳から、祖父母と一緒に昔の知育種目をよく研究し始めました。

 鍾ちゃんの先生は多くの世界記録を持つ楊心静さんです。楊先生によると、知育種目は最後の高度訓練段階に入ると、五輪競技種目と似ており、とても苦しく退屈で、一般人を超える意地が必要であるほか、知恵と方法も欠かせないということです。知育ゲームは男性に向いていると考える人もいますが、女の子である鍾ちゃんが競技種目を学ぶ良いタマゴで、ルービックキューブ、華容道、ハノイの塔などの種目を上手に遊ぶことができると楊先生が紹介しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News