【9月25日 AFP】韓国で、16年前に交際相手の女性を殺害し、遺体を自宅のベランダにセメントで埋めたとして男が逮捕された。警察が24日、AFPに明らかにした。

 慶尚南道(South Gyeongsang Province)と巨済(Geoje)の警察によれば、現在50代の男は2008年10月、口論になった女性を鈍器で殴って殺害し、遺体を大きな旅行かばんに詰めた。その後、自宅のベランダにれんがを積み上げて囲いの中に遺体を入れたかばんを隠し、セメントを流し込んで埋めたとみられている。

 女性は家族と疎遠だったため、行方不明者届が出されたのは事件から3年後の2011年だった。

 当時の捜索で、男は警察に対し、女性とは「別れた」と述べ、事件は証拠不十分で未解決になっていた。

 警察は報道陣に対し、女性の遺体はベランダの狭いスペースに埋められていたため、これまで発見されなかったと述べた。

 男は2016年に違法薬物を使用して逮捕された。大家によれば、男の部屋はそれ以来、物置として使用されていたという。

 遺体は先月、作業員が漏水箇所を捜している際に発見された。

 警察は「女性の遺体は完全に骨にはなっておらず、指紋から身元を特定することができた」と説明した。

 男は取り調べのため連行され、殺害を認めた。

 慶尚南道警察の担当者はAFPに対し、捜査と取り調べはほぼ完了しており、間もなく送検する方針だと述べた。(c)AFP