【9月24日 AFP】米大リーグ(MLB)は23日、各地で試合が行われ、フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)は6‐2でシカゴ・カブス(Chicago Cubs)を下し、13年ぶりとなるナ・リーグ東地区制覇を果たした。

 フィリーズはカイル・シュワバー(Kyle Schwarber)とJ.T.リアルミュート(J.T. Realmuto)が本塁打を放つと、先発登板したアーロン・ノラ(Aaron Nola)は6回を投げてカブス打線から7三振を奪う好投を見せた。

 これで今季の成績を93勝64敗としたフィリーズは、2011年シーズン以来となるペナントを獲得。ナ・リーグでは18日に中地区制覇を決めたミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)に次ぐ、2球団目の地区優勝となった。
 
 フィリーズは今後、トップシードを獲得してプレーオフでのホームアドバンテージを確保すべく、レギュラーシーズンの残り試合を良い形で締めくくることを目指していく。

 フィリーズのワールドシリーズ制覇は2008年が最後となっており、2009年はニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)、2022年はヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に敗れてタイトルを逃した。また昨季は、ナ・リーグ優勝決定戦でアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)に7戦目で屈している。(c)AFP