中国、イスラエル滞在の自国民に「早急の」退避呼びかけ
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【9月23日 AFP】中国は22日、イスラエルにいる自国民に対し「できるだけ早く」国外退避するよう呼びかけた。レバノンを拠点とする親イランのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)とイスラエルの間の緊張が高まっているため。
在イスラエル中国大使館は「現在、イスラエル・レバノン国境沿いの状況は非常に緊迫しており、頻繁に軍事衝突が起きている」とする声明を発表。
「イスラエルの治安情勢は依然として厳しく、複雑で予測不能」であるとし、イスラエルに滞在する自国民に「できるだけ早く帰国するか、安全な地域に移動するよう」呼び掛けた。
国際社会は全面戦争に発展させないよう働き掛けを続けているが、双方ともに戦闘拡大を辞さない姿勢を示している。
中国は先月、レバノンにいる自国民に対し退避を促していた。(c)AFP