【9月21日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)は20日、カメルーン出身のセンター、ジョエル・エンビード(Joel Embiid)との契約を延長したと発表した。

 複数メディアによれば、2022-23シーズンの最優秀選手(MVP)で、通算7度のオールスター選出と2度の得点王を誇るエンビードは、3年総額1億9300万ドル(約278億円)の上限の条件で契約を延長し、2028-29シーズンまでチームに残留する。

 来季でNBA9年目を迎えるエンビードは、「フィラデルフィアはホームだ。ここでキャリアを全うしたい」とインスタグラムに投稿。シクサーズが昨季まで7季連続でプレーオフに進出している一方でイースタンカンファレンス決勝は逃している中、チームにとって1982-83シーズン以来のNBAファイナル制覇にも意欲を口にした。

 昨季は1試合平均34.7得点、11.0リバウンド、5.6アシスト、1.2スティール、1.7ブロックを記録し、得点とアシスト、スティール、3ポイントシュート成功率はキャリアハイだった。先月のパリ五輪では米国代表の金メダル獲得にも貢献した。(c)AFP