【9⽉24⽇ Peopleʼs Daily】7月11日、豪華クルーズ船の愛達・魔都号(Adora Magic City)が上海呉淞口国際クルーズターミナルに到着すると、通関検査通路がほぼ同時にすべて開放された。1分足らずでフィリピン人乗客1人が通関した。

 上海市の出入国管理当局は出入国の検査プロセスを絶えず改善している。クルーズ船を利用して入国する外国人旅客には指紋の採取を免除し、同じ船を利用して入国する旅客は入国検査済みの押印や外国人入国カードの記入を免除される。2024年には8月中旬までに、MSC ベリッシマ(MSC Bellissima)、招商伊敦号(チャイナ・マーチャンツ・アデン)、ブルードリームメロディーなどの大型国際クルーズ船6隻が次々に、上海を拠点とする運航を実施した。

 2016年10月に上海市でクルーズ旅行団の入国ビザ免除政策が試行導入されて以来、上海市のクルーズ旅客の受け入れは年平均で10%増加した。関係者によると、2024年には7月31日までに、上海では延べ5万人近くのクルーズ船利用の外国人が出入国した。また、上海自由貿易試験区(Shanghai FTZ)臨港新片区では7月12日に電子ビザを試験導入して、外国人の入国をさらに便利にした。

「上海のビザ当局の強力な支援に感謝いたします。重要な外国からの顧客を順調に入国させていただきました」――。上海市公安局出入国管理局は先日、江蘇省(Jiangsu)徐州市(Xuzhou)のある企業から感謝の手紙を受け取った。

 この企業は今年5月、世界62か国から1200人余りの顧客業者を招いて国際会議を開催したが、緊急の開催だったので、一部の海外顧客は在外中国公館でのビザ申請が間に合わなくなった。事情を知った上海市公安局出入国管理局は直ちに徐州市公安出入国管理部門と共同で企業の関連資料を遠隔で検査して、顧客計23人の通関地ビザ発給の手続きを行った。

 近年では中国滞在144時間までの通過ビザ免除など一連の政策と関連サービス措置の絶え間ない革新に伴い、外国人の中国訪問はより便利になっている。今年上半期、上海の通関地で通過ビザ免除の制度を利用した入国者は延べ2万人以上に達した。

「支付宝(アリペイ、Alipay)の設定を手伝ってもらえますか?」――。米国から来た旅行者のスミスさんはサービスセンターのスタッフに申し出た。しばらくして、スタッフはスミスさんの銀行カードをひも付けて、インターネット配車ソフトと国内電話カードの使い方を紹介した。

 東浩蘭生集団上海外国人向けサービスセンターの運営責任者の馬化麟(Ma Hualin)氏は、「外国人旅行者、特に中国を短期訪問する外国人旅行者にとって最も切実な電話、インターネット、モバイル決済などの問題を、ここでワンストップで解決することができます。7月29日時点で累計1万4854人の外国人に対応しました」と説明した。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News