【9月19日 AFP】米国務省のカート・キャンベル(Kurt Campbell)副長官は18日、下院外交委員会で証言し、中国は米国の全歴史を通じて最大の挑戦を突き付けてきており、その脅威は東西冷戦(Cold War)をもしのぐとの考えを示した。

 キャンベル氏は、「(中国は)わが国史上最大の課題だとの認識がある」とした上で、「正直なところ、中国からの多面的な挑戦と比較すれば、冷戦も見劣りする」と語った。

 さらに、中国の脅威について「軍事的な挑戦にとどまらず、全般にわたる。グローバルサウス(新興・開発途上国)との関係においても、技術面での挑戦においても、われわれは全方位で取り組みを強化する必要がある」と述べた。

 中国との競争で優位に立つためには、先進技術への投資拡大が急務だと訴えた。(c)AFP