【9月18日 AFP】欧州中部を襲った暴風雨「ボリス(Boris)」による洪水で、これまでに22人の死亡が確認された。各国当局が17日、それぞれ被害状況を明らかにした。

 オーストリア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキアでは、広い範囲で強風と異例の大雨が先週から続いている。

 ポーランド警察は17日、新たに3人の遺体が見つかり、これまでに確認された犠牲者が7人になったと発表した。オーストリア警察も同日、新たに1人の死亡を確認。これまでに5人が犠牲となっている。最新の集計によると、ルーマニアでは7人、チェコでは3人が死亡している。

 他方で、オーストリアでは26のコミュニティーが孤立状態となっている他、チェコでは依然として6万軒以上の家屋が停電している。(c)AFP