動画:日本電気硝子「中国ディスプレー市場は大きい」 内陸部需要に意欲
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【9月18日 Xinhua News】中国福建省アモイ市にある電気硝子玻璃(アモイ)は特殊ガラス製造大手、日本電気硝子の中国法人の一つ。2014年の設立以来、5回の増資で生産を拡大し、これまでの投資額は80億元(1元=約20円)を超える。
同社は、液晶テレビなどに使われる薄型パネルディスプレー(FPD)用板ガラスを主に製造し、日本電気硝子の海外工場の中で最も規模が大きい。藤居孝英董事兼総経理によると、ここ数年は原材料や物流コストの高騰や為替レートの変動などの影響があるものの、利益は確保できているという。
中国市場については「世界のディスプレー生産の7割が中国だが、それを全部消化できると思うほどの市場の大きさだ」と指摘。内陸部ではスマホやテレビ、IT機器などの販売余地が大きいとし、状況を見て今後の投資を決めていくと語った。(c)Xinhua News/AFPBB News