GKが敵地で警官に襲われる、サッカーアフリカコンフェデ杯
発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ
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【9月16日 AFP】サッカーアフリカ・コンフェデレーションズカップ(2024-25 CAF Confederation Cup)の試合後、タンザニアのクラブであるシンバSC(Simba SC)のGKアイシ・マヌラ(Aishi Manula)が敵地リビアで警察官に襲われたと、同クラブの関係者が明かした。
騒動が起こったのは、15日に行われたアルアハリ・トリポリ(Al Ahly Tripoli SC、リビア)対シンバSCの予選2回戦第1戦で、トリポリスタジアム(Tripoli stadium)に4万5000人を集めた試合は0-0の引き分けに終わった後、スタンドからシンバの選手に向けてペットボトルが投げ込まれ、選手は急いで避難しなければならなかった。
匿名を条件に取材に応じたシンバの関係者は「怖かった。アイシは警察官に理由もなくぶたれていたし、ボトルなどの物がわれわれの選手に投げつけられた」と明かし、「アイシは動揺しているが無事だ。更衣室で治療を受けている。アルアハリの選手が主審と副審を攻撃しているのも目撃した」とコメントした。
過去21大会中16大会で北アフリカ勢が優勝を飾る中で、シンバは優勝を狙えるチームの一つと考えられている。(c)AFP