【9月16日 AFP】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)の乗組員4人を乗せた「クルードラゴン(Crew Dragon)」宇宙船が15日未明、フロリダ州沖に着水した。民間人乗組員が船外活動を行うという、世界初の挑戦は成功裏に終わった。

 カプセルは午前3時37分に着水。帰還の様子は生配信された。回収チームが暗闇の中、カプセルと乗組員を回収し、4人とも元気そうな姿を見せた。

 今回、宇宙船は10日にケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)からから打ち上げられ、最高高度1400.7キロに達した。危険な高放射線帯「バン・アレン帯(Van Allen belt)」も通過した。

 地球からの距離としては、国際宇宙ステーション(ISS)の3倍以上の地点に到達。4人は過去半世紀で地球から最も離れた場所に到達した人類となった。

 12日には、軌道高度が698キロに下げられ、乗組員のうち2人が順番に船外に出た。2人とも、スペースXが開発した関節可動システムを備えたスリムな船外活動(EVA)用スーツの機動性テストを行った。(c)AFP/Issam AHMED