【9月15日 AFP】ロシアがウクライナ東部で進軍を続ける中、両国政府は14日、捕虜を103人ずつ交換した。アラブ首長国連邦(UAE)が仲介した。

 ロシア政府によると、今回解放されたロシア兵は、同国西部クルスク(Kursk)州でウクライナ軍が越境攻撃を行った際に捕らえられていた。一方、解放されたウクライナ人の一部は、2022年5月にロシア軍がアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所を占拠して以来、捕虜となっていた。

 ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はテレグラムで、「ロシアの捕虜となっていた兵士103人がウクライナに帰還した」と発表。

 ロシア国防省は、解放されたロシア兵103人が現在ベラルーシ領内におり、必要な心理的・医療的支援を受けていると述べた。

 ウクライナは13日にも、ロシアに捕らえられていた49人が帰還したと発表していた。(c)AFP