【9月11日 AFP】サッカーUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2024-25)は10日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ3ではドイツとオランダが2-2で引き分けた。

 試合はホームのオランダがタイアニ・ラインデルス(Tijjani Reijnders)の開始わずか99秒のゴールで先制すると、ドイツも前半終了前にデニス・ウンダフ(Deniz Undav)とヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)の得点で逆転に成功。オランダが後半開始直後にダンゼル・ダムフリーズ(Denzel Dumfries)のゴールで追いつくと、その後は両チームとも決定機を決めきれず、試合は同点のまま終了した。

 ドイツのジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)はラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)に対し「きょうは自分たちの日ではなかったが、ここから学ばなくてはいけない。もっと確実にボールを持たなくてはいけないが、ポジティブな面もあった」と振り返った。

 また、チームは今夏にトニ・クロース(Toni Kroos)、マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)、イルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)のベテラン4人が代表を去ったことにまだ適応している最中だとし、「自分たちは4人のレジェンドを失ったが、これもプロセス。雰囲気は変わらずとても良い」と語った。

 同組はドイツとオランダが勝ち点で並んでいるが、ドイツが得失点差で上回っている。

 リーグBのグループ2では、イングランドのハリー・ケイン(Harry Kane)がフィンランド戦で代表通算100試合目の出場を果たした。ケインは2ゴールを決め、チームを2-0の勝利に導いた。(c)AFP