大規模無人機攻撃で女性死亡、モスクワ周辺で初の犠牲者
このニュースをシェア
【9月10日 AFP】ロシア当局は10日、夜間にウクライナによる無人機攻撃があり、首都モスクワ近郊で女性が死亡したと発表した。ロシアによるウクライナ侵攻開始以降、首都周辺で犠牲者が出るのは初めて。
ロシア国防省は、モスクワ州など9州でウクライナのドローン計144機を撃墜したと発表した。周辺の複数の空港では10日朝、航空便の欠航や遅延が相次いだ。
モスクワ州のアンドレイ・ボロビヨフ(Andrey Vorobyov)知事は、州内のラメンスコエ(Ramenskoye)で46歳の女性が死亡し、3人が病院に搬送された入院したと述べた。
AFP記者は、女性が死亡したとされるラメンスコエの17階建ての集合住宅で、10〜12階部分が大きく破損しているのを確認した。(c)AFP