ペット石が中国の若者に人気 売上246%増
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【9月10日 CGTN Japanese】中国の若者の間で最近、石がペットのような存在になっています。これらのペット石には名前が付けられるだけでなく目が貼られ、小さな巣も与えられます。またペット石に服を着させたり、眼鏡をかけさせたり、スキンケア製品でお手入れしたりします。
ソーシャルメディアでは、「ペット石を飼う方法」のシェアに4万人以上の「いいね」が寄せられました。多くの家庭ではさまざまな理由で猫や犬を飼うことができないため、より低コストでメンテナンスできる石に目を向け、自分のペットにしています。あるネットユーザーは、「私は仕事で忙しく、猫はあやしたり、犬は散歩したりしなければならない。ペット石はおしゃべりやドレスアップもできる上、感情的な価値を与えることもできて、コンパニオンとなっている」と語りました。
中国のオンライン通販サイト「タオバオ(淘宝網)」では、今年に入り、人々に養われるペット石が増えているとのことです。8月のペット石の売上高は前月比で246%増加し、購入者は主に95生まれと00生まれ(1995~2000年)の若者で、上海に集中しており、約8割は女性です。ペット石だけでなく、ペット石用のクリームや服飾、豪邸を模した小さな巣などのグッズまで登場しています。
タオバオで検索してみると、ほとんどのペット石の販売価格は10~30元(約200~600円)であることが分かりました。「私たちが売っているのはすべて丸くてぽっちゃりした石で、厳選したものだ」と店のスタッフは語っています。好みの形と表面の滑らかさを選ぶことができ、ペット石を購入すると小さな台車と目のシールが付いてきます。
武漢大学中南病院神経精神科の王晶主治医は、「多くの人は生きたペットを飼育する条件を備えておらず、生きたペットを飼育する費用もペット石を飼育するより高いため、ペット石を精神的なよりどころとして飼う人がいるのは合理的だ。居住環境や経済条件の制限を受け、猫や犬はいずれも人間の世話を必要とする」と述べ、「精神的ストレスが発生した後、医療の介入に加えて個人的な趣味を持つことは、心理状態をリラックスさせて調節する方法でもある。ペット石を飼うと同時に飼い主はいくつかの達成感を得ることができる。ある人はペット石をドレスアップし、さまざまなシーンで演じさせる。これは飼い主にとってリラクゼーションの過程だ」と紹介しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB