18歳小田凱人が車いすテニスで金 パリ・パラリンピック
発信地:パリ/フランス
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【9月8日 AFP】(更新)パリ・パラリンピックは7日、車いすテニス男子シングルス決勝が行われ、18歳の小田凱人(Tokito Oda)が6-2、4-6、7-5で英国のアルフィー・ヒューエット(Alfie Hewett)を下し、金メダルを獲得した。
小田は前日の男子ダブルス決勝でヒューエットに敗れたが、この日は第2セット3-5とされて迎えた自身のサービスゲームで相手のマッチポイントをしのぐと、そこから4ゲーム連取で頂点に立った。
18歳123日での優勝は、同種目の最年少記録。勝利が決まると、車いすの車輪を外してコートに倒れ込み、涙を流して喜んだ。ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)決勝に続いて小田に敗れたヒューエットも、ネットを越えて近づき、ハグをかわして勝利をたたえた。
自転車の女子個人ロードレース(運動機能障害C1~3)では、53歳の杉浦佳子(Keiko Sugiura)が東京大会から連覇を果たし、自身の持つ男女通じて日本勢最年長となる金メダル記録を更新した。(c)AFP