【9月7日 AFP】パリ・パラリンピックは6日、自転車女子個人ロードレース(運動機能障害C4-5)が行われ、英国のサラ・ストーリー(Sarah Storey)が通算19個目の金メダルに輝いた。

 仏パリ東郊クリシースボワ(Clichy-sous-Bois)で行われた71キロのレースで、ストーリーはフランスのハイディ・ゴガン(Heidi Gaugain)を僅差の銀メダル、コロンビアのパウラ・オサベロサ(Paula Ossa Veloza)を銅メダルに抑えた。

 生まれつき左手の機能が失われていた46歳のストーリーは、14歳で出場した1992年のバルセロナ大会で水泳選手としてデビューを果たして以降、これでパラリンピック通算30個目のメダルを獲得し、「驚いているし、まだ全然実感が湧かない」「46歳にしてはまだ機敏だけれど、そこを賢く生かしている」と報道陣に語った。

 また、2028年のロサンゼルス大会で通算10度目の出場を目指すことについても否定せず、「まずはこの大会を楽しむ必要がある。何事にも絶対に無理とは言わない」と述べた。(c)AFP/Illtud DAFYDD