【9月7日 AFP】米大統領選では今週、さまざまなエピソードが誕生し、民主党候補のカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領はバスタブで野菜を洗ったことがあるという話を披露する一方、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は蚊を政敵になぞらえた。ハリス氏が大学時代の夏休みにファストフード大手マクドナルド(McDonald's)でアルバイトをしていたと発言したことをめぐり、トランプ陣営が追及するなど、予想外の新たな争点も生じた。

■蚊と悪徳政治家

 蚊と政治家に共通点はあまりないが、トランプ氏は縁のなさそうな両者をこじつけた。ペンシルベニア州の市役所での選挙集会で蚊に悩まされた際、「蚊が飛び回るのは好ましいものではない」「蚊には関わりたくない。わが国を憎む悪徳政治家とも関わりたくない」と述べた。

■マクドナルドでのアルバイト問題

 ハリス氏が大学生の頃にマクドナルドでアルバイトをしていたと主張したところ、トランプ陣営は証拠を提出するよう要求した。

 ハリス陣営は、ハリス氏がカリフォルニア州の店舗でポテトとアイスクリームの機械を担当していたと主張している。

 だが、トランプ陣営の広報担当、スティーブン・チャン(Steven Cheung)氏は米ニュースサイト「デーリー・ビースト」に対し、「なぜ彼らは本物の文書と証拠を提供しないのか?」と語った。

■バスタブで野菜を洗う

 ハリス氏は、料理をする時にやっていることを明かし、友人のクリスマスパーティーの前にバスタブで野菜を洗ったことがあると発言した。

 ハリス氏は先週末に投稿された動画で、「うそじゃない。野菜がたくさんあり過ぎて、バスタブで洗わなければなくなった。本当のことだ」と語った。(c)AFP