殺害されたウガンダ五輪選手の名前、パリ市がスポーツ施設に命名へ
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【9月7日 AFP】フランス・パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長は6日、交際相手に殺害された陸上女子長距離のレベッカ・チェプテゲイ(Rebecca Cheptegei、ウガンダ)選手(33)をたたえるため、スポーツ施設に同選手の名前を命名することを明らかにした。
先月のパリ五輪でマラソン女子に出場して44位でフィニッシュしたチェプテゲイ選手は、ケニアの自宅で交際相手から体にガソリンをかけられて火をつけられたことによる重度のやけどで5日に死亡した。
イダルゴ市長は報道陣に対し、「彼女はここパリで私たちを魅了した。私たちは彼女の美しさ、強さ、そして自由さを見た。それらがこの殺人を犯した人物にとって耐え難いものだったのだろう」と述べ、「パリは彼女を忘れない。われわれは一つのスポーツ施設を彼女にささげ、彼女の思い出と物語が私たちの中に残り、五輪とパラリンピックが唱える平等のメッセージを伝える手助けになるようにする」と続けた。
警察と医師によると、チェプテゲイ選手は1日に子どもたちの目の前でディクソン・ヌディエマ・マランガッチ(Dickson Ndiema Marangach)に襲撃され、体の80パーセントにやけどを負ったとされている。
ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)のセバスチャン・コー(Sebastian Coe)会長は、「われわれの競技は、最も悲劇的かつ想像を絶するような状況で才能あるアスリートを失った」「レベッカは非常に多才なランナーで、ロードや山、そしてクロスカントリーで多くのことを成し遂げる可能性があった」と追悼。パリ五輪の大会組織委員会も、「深い憤りと悲しみ」を表明した。(c)AFP
