【9月6日 AFP】サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)の南米予選は5日、各地で第7節の試合が行われ、アルゼンチンは3-0でチリに快勝し、首位の座を堅持した。

 アルゼンチンは48分、堅い守備を敷いたチリからアレクシス・マック・アリスター(Alexis Mac Allister)が先制点を挙げて均衡を破った。

 84分にはフリアン・アルバレス(Julian Alvarez)がペナルティーエリアの外から強烈なシュートを蹴り込んで追加点を奪うと、アディショナルタイムには途中出場のパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)がダメ押し点を決めた。

 現世界王者のアルゼンチンは再び完璧な勝利を手にして6勝目を飾り、本大会の出場獲得に向けて順調に進んでいる。7試合を終えて首位に立つアルゼンチンは、暫定ながら2位との勝ち点差を5に広げている。南米10か国による総当たりを終えて最終順位の上位6か国は自動的に本大会出場権が与えられ、7位の国はプレーオフに回ることになっている。

 この試合の前には、優勝を飾ったコパ・アメリカ(2024 Copa America)限りで代表からの引退を表明したアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が登場し、セレモニーでチームメートたちから祝福を受けた。(c)AFP