【9月5日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2024)は4日、第17ステージ(アルヌエロからサンタンデール、141.5キロ)が行われ、アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin–Deceuninck)のカーデン・グローブス(Kaden Groves、オーストラリア)がスプリント争いを制して区間制覇を果たした。

 雨の中でのレースはオーストラリア勢が活躍を見せ、デカトロン・アージェードゥーゼル・ラモンディアル(Decathlon-AG2R La Mondiale)のベン・オコナー(Ben O'Connor、オーストラリア)は、総合争いで2位につけるレッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(Redbull Bora Hansgrohe)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)と5秒差のトップを守った。

 3人目のオーストラリア勢では、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のジェイ・バイン(Jay Vine、オーストラリア)が山岳賞争いの首位を守っている。

 グローブスは今大会3勝目、ブエルタ通算では7度目の区間制覇を果たした。チーム・ビスマ・リースアバイク(Team Visma | Lease a Bike)のワウト・ファン・アールト(Wout van Aert、ベルギー)が膝の負傷でレースを棄権したため、グローブスはポイント賞争いで優勝が本命視されている。(c)AFP