【9月4日 Xinhua News】札幌市の北3条広場(アカプラ)で8月31日、9月1日の両日、チャイナフェスティバル2024札幌が盛大に開催された。

 開幕式では、中国の王根華(おう・こんか)駐札幌総領事があいさつし、フェスティバルを支援し、その活動に参加した各団体の関係者に感謝の意を述べるとともに、活動内容を紹介した。在日本中国大使館の羅暁梅(ら・ぎょうばい)公使、北海道の浦本元人副知事、札幌市の町田隆敏副市長、在日中国企業協会の王家馴(おう・かしゅん)会長らが相次いであいさつに立った。開幕式には道下大樹衆議院議員、鈴木宗男参議院議員、北海道日中友好協会の青木雅典名誉会長らが出席した。

 2日間のにわたるフェスティバルには、多数の人々が来場した。中国と日本のアーティストが二胡、古筝(こそう)、琵琶の演奏や、チャイナドレスのファッションショー、書道などを披露し、来場者を魅了した。遼寧省瀋陽市から来訪した青少年グループと地元の日本人青少年による演武や、四川省彭州市の青少年による同省の伝統演劇「川劇」の公演が行われ、観客からの拍手が鳴りやまなかった。北海道の中国人留学生による漢服(漢民族の伝統衣装)ショーも行われ、興味をそそられた多くの若者が漢服体験に参加した。(c)Xinhua News/AFPBB News