ウクライナ内閣、大幅改造へ ゼレンスキー氏側近は解任
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【9月4日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)政権の高官6人が3日、辞表を提出した。与党幹部は、大幅な内閣改造が進められていることを明らかにした。ロシアによる侵攻開始から2年半が経過する中、政権への信任を高めるのが狙いとみられる。
与党・国民の奉仕者の会派トップ、ダビド・アラハミア(David Arakhamia)氏はテレグラムに、「今週、約束通り大規模な政府の改造が予定されている。閣僚の半分以上が入れ替わるだろう」と投稿。「あす解任が行われ、あさってが任命の日となる」と述べた。
3日夕までに戦略産業相、法相、環境保護・天然資源相がすでに辞表を提出。イリーナ・ベレシチュク(Iryna Vereshchuk)、オリハ・ステファニシナ(Olga Stefanishyna)両副首相も辞任した。
一方、ゼレンスキー氏の主要側近の1人、ロスティスラフ・シュルマ(Rostyslav Shurma)大統領府副長官は解任された。(c)AFP