キエーザがリバプール加入、ルカクはナポリに移籍
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【8月30日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は29日、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)からイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)を獲得した。契約期間は4年。
移籍金は1000万ポンド(約19億円)から、そのパフォーマンスに応じて最大で1250万ポンド(約24億円)になると報じられている。
キエーザは2021年の欧州選手権(UEFA Euro 2020)でイタリア代表の優勝に貢献し、ヨーロッパサッカー界の新星の一人として注目された。しかしながら2022年1月に膝の前十字靱帯(じんたい)を負傷してからはフィットネス上の問題を抱え、そのキャリアは停滞していた。
ユベントスとの契約最終年を迎えていたキエーザは、ティアゴ・モッタ(Thiago Motta)新監督が指揮を執ったリーグ戦開幕2試合でメンバー入りしていなかった。
モハメド・サラー(Mohamed Salah)、ジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)、ルイス・ディアス(Luis Diaz)、ダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)、コーディ・ガクポ(Cody Gakpo)を擁するリバプールは、キエーザの加入により前線にさらなる厚みを増すことになる。
一方でセリエAのナポリ(SSC Napoli)は、プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)からベルギー代表FWロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)を獲得した。契約は3年間で、移籍金は3000万ユーロ(約48億円)と伝えられている。
インテル(Inter Milan)では2020‐21シーズン、現在ナポリを率いているアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督の下でリーグ優勝に貢献し、シーズン終了後に巨額の移籍金でチェルシーに移籍していた。しかしその後はチェルシーで中ぶらりんの状態が続いており、過去2シーズンではインテル、ASローマ(AS Roma)にレンタル移籍で在籍していたため、再びイタリアでシーズンを送ることになる。
コンテ監督はこの日の会見で、ルカクに「(フィジカル面の)問題がなければ」、31日のパルマ(Parma Calcio)戦でメンバー入りするだろうと述べている。(c)AFP