中国では港湾・安全システム・船舶などでのスマート海運が急速発展
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【8⽉23⽇ Peopleʼs Daily】「スマートゼロ炭素埠頭(ふとう)」である天津港北疆港区C区のスマート化コンテナ埠頭では、北斗(Beidou)ナビゲーションシステムに導かれて100台近くの人工知能(AI)輸送ロボットが頻繁に行き来している。長江(揚子江、Yangtze River)の南京(Nanjing)より下流の12.5メートルの深水航路では、船舶自動識別システムに基づき水上の電子柵内の船舶にリアルタイムで情報を提供することで、通航の安全性が向上した。広東省(Guangdong)湛江市(Zhanjiang)の周囲では、無人船が河川から海にかけての水上測量の試験と応用を行い、無人船の可能性を広げている。
中国で次々に建設される自動化コンテナ埠頭の規模はいずれも世界最大級であり、技術レベルは世界の最高水準だ。中国ではドライバルク貨物ターミナルの自動化も加速している。秦皇島港、黄驊港、青島港、寧波舟山港、張家港港などはドライバルク貨物の取り扱い作業を完全自動化した。
スマート航路は絶えず伸びている。全国規模の電子航路図の適用航路距離は5700キロを超え、長江幹線航路はすべてカバーされた。海運輸入コンテナや大口バラ積み貨物の引き渡し電子プラットフォームの応用も絶えず拡大している。
スマート船舶でも飛躍があった。中国は船舶感知や意思決定などスマート航行の重要技術を相次いで取得しており、一部の指標は世界のトップレベルだ。全過程自主航行船舶の「智飛」、さらに自主航行船舶10隻余りが登場し、スマート技術応用船舶は1000隻余りに達した。
交通運輸部の関係者は、「統一的計画を堅持し、システムの高度化を推進し、スマート港湾、スマート航路、スマート船舶、スマート海運サービスなどの分野の全方位的な発展の推進を加速し、海運の全要素と産業チェーン全体のデジタル化とスマート化を進めねばなりません」と述べた。
スマート海運の急速な発展は、中国の海運力が絶えず強化されていることを示すと同時に、中国経済の活力も反映している。中国では多くの港の取扱量が増加を続けている。寧波舟山港の2024年上半期の貨物取扱量は前年同期比4.2%増の7億800万トンだった。コンテナ取扱量では同8.4%増の1916万5000TEUだった。同じ時期に、石炭輸送の中継港として最重要とされる黄驊港の貨物取扱量は前年同期比12.04%増の1億7900万トンだった。
今年に入ってからも、中国の水運は発展の速度を維持しており、長江の三峡、西江の長洲、京杭運河などの水門通過量は再び過去最高を更新し、重点物資とコンテナの国際輸送サービスの能力はさらに向上した。同時に、上海(Shanghai)の洋山港では小洋山北作業区コンテナ埠頭工事が本格着工し、広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)では平陸運河工事の全線建設が着工されるなど一連の重要工事が加速した。量が増え質が向上する海運業は、経済と社会の発展を力強く支えていく。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News