中国の「経済5.0%成長」の得難い希少価値を読み解く
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【8⽉20⽇ Peopleʼs Daily】中国国家統計局によると、今年上半期の中国の国内総生産(GDP)は前年同期比で5.0%増加した。世界第二の経済大国が5.0%の経済成長を達成したことは非常に希少であり貴重だ。
逆風の中で前進し、困難な状況を乗り越えることは非常に困難だ。不安定で不確実な世界の中で成長を求めることは、困難を伴う大きな挑戦だ。中国の第1四半期(1~3月期)の経済成長率は他の主要経済国を上回り、上半期全体の経済成長率でも主要経済国を上回る見通しだ。世界銀行(World Bank)は最近になり、2024年の中国経済成長率の予測を引き上げた。中国経済は依然として世界経済を成長させる安定したエンジンだ。
不動心を保ち、後戻りしないことは得難いことだ。今年に入ってからの中国のイノベーションの成果を見れば、嫦娥6号(Chang’e-6)は世界で初めて地球から見て月の裏側の土壌サンプルを持ち帰った。広東省(Guangdong)深セン市(Shenzhen)と同省中山市(Zhongshan)を結ぶ深中通路では10件の「世界トップ」が実現した。中国は世界で初めて6G通信の試験ネットワークの構築に着手した。中国は自らの手で科学技術を向上させ続け、新たな質の生産力の発展を加速させている。「新」と「グリーン」に向かうモデルチェンジはさらに鮮明になり、経済の「質」の向上と「量」の合理的な成長が続いている。このような質の高い発展の要求に合致したからこそ、GDPの5.0%成長は希少で貴重なのだ。
前進の道での困難を解決する鍵は全面改革だ。行政サービスでは「すべての手続きがネットで可能」、「審査免除で許認可即取得」などの実用的な対策が高く評価されている。また中国人民銀行(People's Bank of China)が、科学技術の新興に結び付く融資を行う市中銀行を対象に、総額5000億元(約10兆1000億円)の貸付枠を設けるなど、マクロ政策の改善も続いている。さらに、37の通関所で中国滞在時間が144時間以内であれば外国人のビザなし入国を認めるなどの、高い水準の対外開放も進められている。中国は制度を深掘りして改革を通じて問題を解決することで、高い質の発展の潜在力を現実化し、創造力をさらに強めている。中国はこれまで、経済や社会での顕著な問題を改革によって解決してきた。これが、現在も改革を進めている理由だ。
中国経済が持つ強みには、社会主義市場経済や超大規模市場、供給体系の完備、大量に存在する優れた労働者、才能ある企業家などがある。中国は改革を進めることで、経済や社会が発展する力を増強している。中国経済はさらに力強く成長するに違いない。(c)Peopleʼs Daily /AFPBB News