計量失格の印レスリング選手、CASが訴え棄却 パリ五輪
発信地:ローザンヌ/スイス
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【8月16日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は15日、パリ五輪のレスリング女子50キロ級決勝の当日計量で失格となったビネシュ・フォガト(Vinesh Phogat、インド)の訴えを退けた。
フォガトは7日の決勝で米国のサラ・ヒルデブラント(Sarah Hildebrandt)と対戦予定だったが、当日計量で制限の50キロを100グラム超過した。
インドレスリング連盟(WFI)は失格の決定を再考するよう、統括団体の世界レスリング連合(UWW)に異議を申し立てた。フォガトも銀メダルを求めてCASに提訴していたが、CASはこの日、訴えを「棄却」したと明かし、「UWWの決定が確定する」と発表した。
フォガトは失格となった後、 現役引退を表明している。(c)AFP
